2019年4月11日木曜日

スピーカーよりヘッドホンを選ぶ3つの理由

ヘッドホンの3つのメリット

コスパ最高

コストパフォーマンスが非常に高いです。スピーカーで良い音を楽しみたい場合は、最低でもスピーカー本体だけで10万円くらいからです。対してヘッドホンで10万円あれば、ハイエンドクラスに手が届きます。
また、音楽のジャンルによって、ヘッドホンを使い分けることもできます。

セッティング不要

スピーカーの音質の約8割は部屋によって決まると言われています。本当のオーディオマニアはオーディオルームを設計することから始めるそうです。さらに、スピーカーの位置やリスニングポジションをミリ単位で、レーザー距離計を使って決めます。

ヘッドホンは、音が耳に直接届くため部屋の影響を受けず、設計者の意図通りの音を聞くことができます。頭の形や耳の形に個人差はあると思いますが、スピーカーのセッティングに比べれば、誤差に過ぎないでしょう。

いつでも聞ける

日本の住宅環境では、スピーカーで音楽をいつでも聞ける方は少数だと思います。なので、スピーカーシステムを使っている人でも、ヘッドホンシステムを持っている人が多いでしょう。

スピーカーのメリット

自然な音場

ヘッドホンは左右で音が完全に分かれて聞こえるため、頭の中で音がする感じがして不自然です。最近では、ドライバを傾斜させて搭載したり、ULTRASONEのS-Logicのようなハウジングの工夫によって改善しようとする試みがされていますが、完璧ではないです。
アンプにもクロスフェード機能を搭載しているものもありますが、こちらも完璧ではないです。一番完璧に近い解決法がバイノーラル録音ですが、ほとんど普及していません。

リラックスして聞ける

ヘッドホンは大体300g程度あり、装着感も色々あるので、長時間使用すると耳の周りや頭頂部に痛みが出たりしてリラックスできません。また、暑い時期は汗によるムレが気になります。さらに、有線ヘッドホンなら移動も制限されるので、部屋の中を移動しながら聞けません。
スピーカーなら、頭に重さやムレを感じることなく、部屋中どこでも音楽を聞くことができます。

最後に

予算にまったく制限がないなら、スピーカーシステムの方が高音質で音楽を楽しめます。しかし、現実には様々な制限があります。そのなかで、高音質で音楽を楽しむのに最も簡単な方法がヘッドホンやイヤホンです。
最近のブームのおかげで、ヘッドホンやイヤホンには様々な製品がリリースされていますので、気に入ったものを探してみましょう。

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