GA-2100ってどんな時計?
正八角形のベゼルとG-SHOCKの中では薄い11.8mmのケースが特徴です。
CASIO公式では、G-SHOCK初代モデルDW-5000Cにも採用された八角形フォルムを継承と紹介されています。ただ、DW-5000Cは正八角形ではなく、長方形の四隅を直線状に切り落としたような八角形のデザインだったので、あまり似ているとは言えません。どちらかというと、オーデマピゲのロイヤルオークに似ています。このため、海外ではロイヤルオーク(Royal Oak)をもじって、カシオーク(CASIOAK)と呼ばれて人気のようです。
カーボンコアガード構造で耐衝撃を備え、20気圧防水です。定価は¥13,500〜17,500です。ケースのカラーと替えベルト付属するかどうかで値段が変わります。電波ソーラーではないG-SHOCKとしては、やや高めの価格設定に感じるかもしれません。
日本国内では、オールブラックカラーモデルのGA-2100-1A1JFは特に人気があり、現在は定価の2倍くらいのプレミア価格で売られています。最近はブラック×ホワイトカラーのGA-2100-1AJFもやや品薄状態、プレミアム化しつつあります。
太いホワイトのバーインデックスと針の組み合わせで、とても見やすいです。インデックスは立体感があります。針には夜光塗料が塗られていますが、インデックスには塗られていません。秒針がないのも特徴です。
秒とデイト表示は3時から6時方向にある反転液晶でのデジタル表示です。視認性はやや悪いです。しかし、文字盤とデジタル表示が一体化して目立ちにくく、安っぽく見えないので気に入っています。
8時から10時方向には曜日表示があります。G-SHOCKでは、ここにタイマーやストップウォッチなどのモード表示をするモデルが多いですが、私はあまり使わないので曜日表示は嬉しい機能です。
暗闇での視認性もデジタル表示部分と、4時と5時方向の間にLEDがあるので良いです。
シルバーのベゼルとホワイトのインデックスのカラーの相性が良いので、特にメタルカスタムするベースとしてGA-2100-1AJFはオススメです。
オールブラック仕様のほうが人気ですが、こちらのほうが見やすくて好みです。
その影響からサードパーティ製のフルメタルの外装パーツが販売されているのを見つけたので、購入してみました。Aliexpressで販売されています。メタルベゼルとメタルブレスがセットで約1万円くらいで販売されているものが多いです。送料も入れると1.3万円くらいになり、腕時計本体と同じ価格で、中国製カスタムパーツとしては高めの設定です。
最近では、ヤフオクやメルカリなどでも1.8万円前後で出品されているときがあります。Aliexpressでのトラブルが心配、配送までに時間がかかるのが嫌なら、ヤフオクやメルカリで買うのもアリだと思います。特に今はAliexpressで購入すると、コロナウイルスの影響で到着まで1ヶ月以上かかるので、すぐに欲しい場合はオススメしません。
今回購入したのは、ロイヤルオーク風のバージョンのシルバーカラーのものです。
他にもGA2100のデザインそのままでメタル化したバージョンもあります。
カラーバリエーションもシルバーの他にブラックとゴールドがあります。
メタルバンドもシンプルなデザインのものと、G-SHOCKっぽいドットが入ったものがあります。
中国メーカー製にしては、値段が高いだけあって非常に高いクオリティでした。
メタルは高級腕時計で多く採用されているステンレスSUS316Lを使っているらしいです。中国メーカー製なので、あまり信頼していませんでしたが、届いて実物を見てみると、どうやら本当のようです。
工具やネジも付属するので、簡単にフルメタル化ができます。とても親切で、単なるコピー商品ではないです。特にスゴいなと思ったのが、ベゼルを固定しているムーブメントにケースの横のネジをマイナスに変更している点です。
純正ではプラスネジなのですが、プラスネジはナメやすく、またベゼルのビスのマイナスとはマッチしません。開発者がベゼルのビスとの統一感を出すことまで考えていたかは分かりませんが、ナメにくいマイナスネジが付属する点は素晴らしいです。
細かい部分ですが、こういった統一感が高級感を出しています。
フルメタル化されているので、ケースの厚みと幅は増えるかと思いましたが、両方とも1mm以下しか増えていない、もしくは変わっていないようです。
身につけたときに竜頭がないので、手の甲に竜頭があたって痛くなることがないので、いいです。
まずは、ロイヤルオーク風のベゼルですが、特徴であるビスが別パーツでしっかりと再現されています。写真で見た限りでは、溝を掘ってあるだけかもしれないと思いましたが、別パーツになっていて嬉しかったです。裏面から見てみると、ビスが埋め込んであることが分かります。
ビスの頭にわずかに加工したときのスピン状の跡があるのが、ややマイナスです。ただ、かなり近くで見ないとわからないので、あまり気にしなくて良いと思います。
ベゼルの12時方向から6時方向への、ヘアライン加工はかなり深い彫りです。メタルバンドのヘアライン加工よりも深いものになっています。つや消し加工のビスとのコントラスがいい感じです。
また、単純なロイヤルオークのコピーではなく、G-SHOCKらしさが残っています。GA-2100をメタル化してベゼルに、ビスを追加したという方が正しい表現だと思います。
ヘアライン加工とポリッシュ加工の使い分けもうまく、かっこよく仕上がっています。
ヘアライン加工がされていて美しく仕上がっています。コマとコマの隙間は狭くはないですが、価格を考えれば気にすることはないと思います。少なくともG-STELLよりは狭いです。
工具なしでワンタッチでブレスが外せるクイックリリースレバーのピンが飛び出ていますが、装着しても当たって痛いということはないです。
一番心配なのは、バンド接続部分が折れないかということです。ケースはカーボンファイバー強化樹脂をインジェクション一体成型したものですが、メタルパーツでカスタムせずに通常使用で、バンド接続部分が折れたというケースもネットで見つかったのでやや心配です。CASIO公式のフルメタル仕様のG-SHOCKのGMW-B5000シリーズは、バンド接続部分を3本足構造にして衝撃を分散しているので、一番負荷がかかる部分だと思います。
G-SHOCK GA-2100-1AJFの視認性
太いホワイトのバーインデックスと針の組み合わせで、とても見やすいです。インデックスは立体感があります。針には夜光塗料が塗られていますが、インデックスには塗られていません。秒針がないのも特徴です。
秒とデイト表示は3時から6時方向にある反転液晶でのデジタル表示です。視認性はやや悪いです。しかし、文字盤とデジタル表示が一体化して目立ちにくく、安っぽく見えないので気に入っています。
8時から10時方向には曜日表示があります。G-SHOCKでは、ここにタイマーやストップウォッチなどのモード表示をするモデルが多いですが、私はあまり使わないので曜日表示は嬉しい機能です。
暗闇での視認性もデジタル表示部分と、4時と5時方向の間にLEDがあるので良いです。
シルバーのベゼルとホワイトのインデックスのカラーの相性が良いので、特にメタルカスタムするベースとしてGA-2100-1AJFはオススメです。
オールブラック仕様のほうが人気ですが、こちらのほうが見やすくて好みです。
フルメタル外装カスタムパーツ
その影響からサードパーティ製のフルメタルの外装パーツが販売されているのを見つけたので、購入してみました。Aliexpressで販売されています。メタルベゼルとメタルブレスがセットで約1万円くらいで販売されているものが多いです。送料も入れると1.3万円くらいになり、腕時計本体と同じ価格で、中国製カスタムパーツとしては高めの設定です。
最近では、ヤフオクやメルカリなどでも1.8万円前後で出品されているときがあります。Aliexpressでのトラブルが心配、配送までに時間がかかるのが嫌なら、ヤフオクやメルカリで買うのもアリだと思います。特に今はAliexpressで購入すると、コロナウイルスの影響で到着まで1ヶ月以上かかるので、すぐに欲しい場合はオススメしません。
バリエーション
今回購入したのは、ロイヤルオーク風のバージョンのシルバーカラーのものです。
他にもGA2100のデザインそのままでメタル化したバージョンもあります。
カラーバリエーションもシルバーの他にブラックとゴールドがあります。
メタルバンドもシンプルなデザインのものと、G-SHOCKっぽいドットが入ったものがあります。
クオリティとデザイン
中国メーカー製にしては、値段が高いだけあって非常に高いクオリティでした。
メタルは高級腕時計で多く採用されているステンレスSUS316Lを使っているらしいです。中国メーカー製なので、あまり信頼していませんでしたが、届いて実物を見てみると、どうやら本当のようです。
工具やネジも付属するので、簡単にフルメタル化ができます。とても親切で、単なるコピー商品ではないです。特にスゴいなと思ったのが、ベゼルを固定しているムーブメントにケースの横のネジをマイナスに変更している点です。
純正ではプラスネジなのですが、プラスネジはナメやすく、またベゼルのビスのマイナスとはマッチしません。開発者がベゼルのビスとの統一感を出すことまで考えていたかは分かりませんが、ナメにくいマイナスネジが付属する点は素晴らしいです。
細かい部分ですが、こういった統一感が高級感を出しています。
フルメタル化されているので、ケースの厚みと幅は増えるかと思いましたが、両方とも1mm以下しか増えていない、もしくは変わっていないようです。
身につけたときに竜頭がないので、手の甲に竜頭があたって痛くなることがないので、いいです。
ベゼル
まずは、ロイヤルオーク風のベゼルですが、特徴であるビスが別パーツでしっかりと再現されています。写真で見た限りでは、溝を掘ってあるだけかもしれないと思いましたが、別パーツになっていて嬉しかったです。裏面から見てみると、ビスが埋め込んであることが分かります。
ビスの頭にわずかに加工したときのスピン状の跡があるのが、ややマイナスです。ただ、かなり近くで見ないとわからないので、あまり気にしなくて良いと思います。
ベゼルの12時方向から6時方向への、ヘアライン加工はかなり深い彫りです。メタルバンドのヘアライン加工よりも深いものになっています。つや消し加工のビスとのコントラスがいい感じです。
また、単純なロイヤルオークのコピーではなく、G-SHOCKらしさが残っています。GA-2100をメタル化してベゼルに、ビスを追加したという方が正しい表現だと思います。
ヘアライン加工とポリッシュ加工の使い分けもうまく、かっこよく仕上がっています。
ブレス
ブレスもプレス加工の板巻きブレスではなく、無垢のステンレスブレスでした。バックル分にはしっかりとG-SHOCKの刻印があります。この刻印もカシオ純正のG-STEELに付属するメタルバンドの刻印よりも鮮明で、エッジがたった刻印です。純正より完成度が高くなっています。G-SHOCKのロゴを入れてしまっているので、商標権的にはマズいと思いますが、クオリティは高いです。商標権を無視しているところは、中国メーカーらしいと思います。ヘアライン加工がされていて美しく仕上がっています。コマとコマの隙間は狭くはないですが、価格を考えれば気にすることはないと思います。少なくともG-STELLよりは狭いです。
工具なしでワンタッチでブレスが外せるクイックリリースレバーのピンが飛び出ていますが、装着しても当たって痛いということはないです。
カスタムのデメリット
フルメタルになるので、当たり前ですが重くなります。G-SHOCKの特徴である耐衝撃性も落ちます。もともとのGA2100のデザインもとても良いので、アウトドアで使う場合はそのままのほうがいいと思います。一番心配なのは、バンド接続部分が折れないかということです。ケースはカーボンファイバー強化樹脂をインジェクション一体成型したものですが、メタルパーツでカスタムせずに通常使用で、バンド接続部分が折れたというケースもネットで見つかったのでやや心配です。CASIO公式のフルメタル仕様のG-SHOCKのGMW-B5000シリーズは、バンド接続部分を3本足構造にして衝撃を分散しているので、一番負荷がかかる部分だと思います。
腕時計本体と同じ価格のカスタムパーツで高いと感じましたが、価格以上の価値がありました。デザインが気に入ったなら、買ってみて後悔することはないと思います。中国メーカー製ということで、クオリティが低いということはないです。
もともとのGA-2100のシンプルなフェイスとメタルがマッチして、かなり高級感があります。G-SHOCKとしては、薄い11.8mmの厚みと45mm幅のため、Yシャツの袖にも収まりスーツにもマッチすると思います。
タフソーラーと電波時計の機能がないのが残念ですが、そのおかげで薄いケースになっていると思うので、プラスマイナスゼロでしょう。
CASIO G-SHOCK GA-2100は、そのままでもとても良い時計ですし、メタル化カスタムすることでよりいろいろな場面で使える万能時計になった気がします。おすすめです。
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